福岡で大切なわが家のリフォームをご検討中の皆さま、外壁の塗り替え時期や塗料選びでお悩みではありませんか。
外壁塗装は家の寿命を左右する重要なメンテナンスですが、その中でも「外壁のフッ素塗料」は非常に高い性能を持つことで注目されています。
しかし、高性能ゆえに費用も高めであるため、本当に自分の家に必要なのか、どの製品を選べば良いのか判断が難しいものです。
この記事では、福岡の地域特性を熟知した専門家の視点から、外壁のフッ素塗料のメリットやデメリット、費用相場を詳しく解説します。
最後までお読みいただくことで、失敗しない塗料選びの知識が身につき、将来的なメンテナンスコストを抑えるヒントが見つかるはずです。
外壁のフッ素塗料とは?特徴と基本的な仕組みを解説

外壁のフッ素塗料とは、蛍石を原料としたフッ素樹脂を主成分とする塗料のことを指します。
身近な例ではフライパンのテフロン加工にも使われており、その「焦げ付かない」「汚れにくい」という性質を外壁に応用したものです。
現在、住宅塗装で使われる塗料の中では、無機塗料に次ぐトップクラスのグレードに位置づけられています。
外壁のフッ素塗料の主成分とその特徴
外壁のフッ素塗料の最大の特徴は、フッ素原子と炭素原子の結合が非常に強力であるという点にあります。
この強力な化学結合により、紫外線や熱、水分による劣化を最小限に抑えることができるのが大きな強みです。
一般的な塗料に比べて樹脂自体が緻密で安定しているため、長期間にわたって美しい光沢を維持することが可能です。
また、酸性雨や塩害に対しても強い耐性を持っており、特に沿岸部が多い福岡の住宅環境にも非常に適しています。
塗装直後の鮮やかな色合いを長く保ちたいという方にとって、外壁のフッ素塗料は最適な選択肢の一つと言えるでしょう。
他の塗料と比較した外壁のフッ素塗料の耐久性
外壁塗装でよく使われる他の塗料と、外壁のフッ素塗料の耐用年数を比較してみると、その差は歴然としています。
以下の表に、一般的な塗料のグレード別の耐用年数と特徴をまとめましたので、参考にしてください。
| 塗料の種類 | 期待耐用年数 | 主な特徴 |
| アクリル塗料 | 5〜7年 | 安価だが劣化が非常に早い |
| ウレタン塗料 | 8〜10年 | 密着性は高いが主流ではない |
| シリコン塗料 | 10〜12年 | 現在の住宅塗装の主流 |
| 外壁のフッ素塗料 | 15〜20年 | 高耐久で光沢保持力が高い |
| 無機塗料 | 20年以上 | 最高級で非常に長持ちする |
このように、外壁のフッ素塗料はシリコン塗料よりも5年以上長く持たせることが期待できます。
塗り替え回数を減らしたいと考えている方にとって、この耐久性の高さは非常に大きなメリットとなります。
外壁のフッ素塗料が選ばれる主な理由
外壁のフッ素塗料が選ばれる理由は、単に長持ちするからだけではありません。
商業ビルや東京スカイツリーといった、頻繁にメンテナンスができない大型構造物にも採用されている信頼性が評価されています。
一般住宅においても、「一度の工事でできるだけ長く安心したい」というニーズが高まっていることが背景にあります。
また、高級感のある艶(つや)が出るため、仕上がりの美しさにこだわりたい施主様からも人気を集めています。
最近では、環境負荷を低減するための遮熱機能を備えた外壁のフッ素塗料も登場しており、その機能性は日々進化しています。
外壁のフッ素塗料を選ぶメリットと最大限に活かす方法

外壁のフッ素塗料を選ぶことには多くのメリットがありますが、それを最大限に享受するためには特徴を理解することが重要です。
ただ高い塗料を塗るのではなく、なぜフッ素なのかという納得感を持って選ぶことが満足度につながります。
ここでは、代表的な3つのメリットを深掘りして解説していきます。
外壁のフッ素塗料の圧倒的な耐候性と寿命
外壁のフッ素塗料の最大の武器は、何と言っても紫外線に対する圧倒的な強さ、すなわち「耐候性」です。
福岡市のような日照時間が比較的長い地域では、外壁は常に強い紫外線にさらされ、塗膜が破壊されていきます。
外壁のフッ素塗料は、紫外線のエネルギーよりも強い結合エネルギーを持っているため、色あせやチョーキング現象が起きにくいのです。
そのため、15年から20年という長期間にわたって、大切な住宅の構造体を保護し続けることが可能になります。
将来的に何度も足場を組んで塗り替える手間を考えれば、この圧倒的な寿命は大きな安心材料となります。
親水機能による外壁のフッ素塗料の低汚染性
外壁のフッ素塗料には、水に馴染みやすい「親水性」という性質を持つ製品が多く存在します。
これにより、外壁に付着した排気ガスやホコリといった汚れの間に、雨水が入り込んで汚れを洗い流してくれます。
これをセルフクリーニング機能と呼び、雨が降るたびに壁がきれいになる効果が期待できます。
特に白やベージュといった淡い色の外壁を選びたい場合、雨だれ跡が目立ちにくい外壁のフッ素塗料は非常に有効です。
いつまでも新築のような清潔感を保ちたい方にこそ、ぜひおすすめしたい機能の一つと言えます。
メンテナンスサイクルを延ばす外壁のフッ素塗料の経済性
「フッ素は高いから損」と思われがちですが、実はトータルコスト(ライフサイクルコスト)で見ると非常に経済的です。
例えば、30年というスパンで考えた場合、シリコン塗料では3回の塗り替えが必要になりますが、フッ素なら2回で済む計算になります。
外壁塗装で意外と費用がかさむのが「足場代」ですが、塗り替え回数が減ればその分の足場代も節約できるのです。
- 1回あたりの工事費は高いが、生涯の合計金額は安くなる可能性が高い
- 忙しくて何度も工事の立ち会いをするのが難しい方に最適
- 資産価値を長く維持できるため、売却時にも有利に働くことがある
このように、長期的な視点を持つことで、外壁のフッ素塗料の本当の価値が見えてくるはずです。
外壁のフッ素塗料のデメリットと注意すべきポイント

どんなに優れた塗料でも、完璧なものは存在しません。外壁のフッ素塗料にもいくつかの欠点があります。
デメリットを知らずに選んでしまうと、「こんなはずじゃなかった」という後悔につながりかねません。
あらかじめ弱点を把握し、適切に対処できる業者を選ぶことが、成功への近道となります。
外壁のフッ素塗料の初期費用の高さと予算管理
外壁のフッ素塗料を選ぶ際に最大の壁となるのが、その「初期費用の高さ」です。
シリコン塗料に比べると、材料費だけで1.5倍から2倍近くになることも珍しくありません。
そのため、一度にまとまった資金を用意する必要があり、リフォームローンを検討される方も多くいらっしゃいます。
現在の家計の状況と、将来的にあと何年その家に住み続けるのかというライフプランを照らし合わせる必要があります。
「10年以内に家を壊す、または売却する予定がある」という場合には、無理にフッ素を選ぶ必要はないかもしれません。
塗膜の硬さによる外壁のフッ素塗料のひび割れリスク
外壁のフッ素塗料は、その強力な分子構造ゆえに「塗膜が硬い」という性質を持っています。
塗膜が硬いということは、建物の動きに対して柔軟に追従しにくいという側面を併せ持っています。
そのため、モルタル壁などのひび割れ(クラック)が発生しやすい下地に使用すると、塗膜も一緒に割れてしまうリスクがあります。
最近ではこの弱点を克服した「弾性フッ素塗料」も開発されていますが、下地の状態を正確に見極めることが不可欠です。
ご自宅の壁材が何であるか、ひび割れは起きやすい状態か、しっかりとプロの診断を受けるようにしましょう。
外壁のフッ素塗料の施工難易度と業者選びの重要性
外壁のフッ素塗料は、安価な塗料に比べて扱いが難しく、施工には高い技術力が求められます。
塗料の希釈率や乾燥時間の管理、そして何より重要なのが「下地処理」の徹底です。
どんなに高級なフッ素を塗っても、下地との密着が悪ければ、数年で剥がれてきてしまうという最悪の事態になりかねません。
外壁のフッ素塗料の施工実績が豊富で、メーカーの規定を遵守する誠実な業者を選ぶことが何よりも大切です。
見積書の段階で、下塗り材の種類や工程数が細かく記載されているかを確認することが、良い業者を見分けるポイントになります。
福岡での外壁のフッ素塗料の費用相場と施工事例

福岡でリフォームを検討する際、一番気になるのは具体的な「お値段」ではないでしょうか。
塗料の価格は全国的に大きくは変わりませんが、福岡の住宅事情や職人の人件費に基づいた相場を知っておくことは大切です。
ここでは、一般的な30坪程度の住宅を想定した費用の目安をご紹介します。
福岡エリアにおける外壁のフッ素塗料の単価目安
外壁塗装の見積もりでは、通常「1平方メートル(㎡)あたりの単価」で計算が行われます。
福岡での外壁のフッ素塗料の施工単価(3回塗り合計)の目安は、以下の通りです。
- 外壁のフッ素塗料の単価
- 1㎡あたり 3,500円 〜 4,800円程度
これに対し、一般的なシリコン塗料は2,500円〜3,500円程度ですので、やはり1.3倍から1.5倍ほどの差があることがわかります。
ただし、これはあくまで「塗り」の作業に関する単価であり、ここに足場代や洗浄代、養生代などが加算されます。
安すぎる見積もりには、工程の省略や塗料の薄めすぎといったリスクが潜んでいるため、慎重に比較検討しましょう。
戸建て住宅で外壁のフッ素塗料を使用した場合の総額
福岡に多い30坪(延床面積約100㎡)の2階建て住宅をモデルケースとして、総額のシミュレーションを見てみましょう。
足場代、高圧洗浄、下地処理、フッ素塗料3回塗り、付帯部塗装(雨樋や軒天など)をすべて含んだ場合の総額目安です。
- 総額目安:100万円 〜 140万円
シリコン塗料であれば80万円〜110万円程度で収まることが多いため、約20万円〜30万円の差額が出ることになります。
この差額を「15〜20年の安心を買うためのコスト」と捉えるか、「今の出費を抑える」と考えるかが判断の分かれ目です。
はるしお地建では、お客様のご予算と将来設計に合わせた最適なプランを複数ご提案しております。
福岡の気候に適した外壁のフッ素塗料の選び方
福岡は海に面しており、地域によっては潮風による「塩害」を考慮しなければなりません。
特に糸島市や福岡市東区、西区の沿岸に近いエリアでは、金属部分の腐食だけでなく塗膜の劣化も早まる傾向があります。
そうした地域では、塩害に強い外壁のフッ素塗料は非常に相性が良く、家を守る盾として機能します。
また、夏の猛暑が厳しい福岡市内では、室内の温度上昇を抑える「遮熱フッ素塗料」も人気です。
ご自身の住んでいる場所が、山沿いなのか海沿いなのか、あるいは交通量の多い道路沿いなのかによって、選ぶべきフッ素塗料の種類は変わってきます。
外壁のフッ素塗料の主要メーカーとおすすめ製品比較

外壁のフッ素塗料と一口に言っても、各塗料メーカーから様々な製品が販売されています。
どのメーカーも「自社製品が一番」と謳いますが、プロの目から見て特に信頼のおける3大メーカーの製品を比較してみましょう。
それぞれの製品に得意分野があるため、目的や好みの仕上がりに合わせて選ぶのがコツです。
日本ペイントの外壁のフッ素塗料シリーズ
業界最大手の日本ペイントが提供する「ファインフッソ」や「オーデフレッシュF100Ⅲ」は、非常に高いシェアを誇ります。
これらの製品は、長年の実績に基づいた安定した品質と、施工のしやすさが職人の間でも高く評価されています。
特にファインフッソは、透湿性が高いため、壁体内の結露を防ぎつつ外部の湿気を逃がすという、日本の家屋に適した設計になっています。
色の種類も非常に豊富で、思い通りの外観デザインを実現しやすいのも、施主様にとって嬉しいポイントです。
迷ったらまずは日本ペイント、と言われるほど信頼性の高い選択肢と言えるでしょう。
エスケー化研の外壁のフッ素塗料の特徴
建築用塗料で国内トップクラスのシェアを持つエスケー化研の代表作は「クリーンマイルドフッソ」です。
この製品の最大の特徴は、独自のセラミック複合技術により、汚れを寄せ付けない驚異的な低汚染性を実現している点です。
カビや藻などの微生物に対しても強い抵抗力を持っているため、湿気の多い北側の壁などの対策にも有効です。
比較的コストパフォーマンスに優れており、高性能なフッ素を手が届きやすい価格で提供しているメーカーでもあります。
機能性と価格のバランスを重視したい福岡の皆さまには、特におすすめしたいメーカーの一つです。
旭硝子(AGC)のルミフロンベースのフッ素塗料
世界で初めて住宅用フッ素塗料を開発したAGC(旧・旭硝子)の「ボンフロン」は、まさにフッ素塗料の最高峰です。
原料であるフッ素樹脂「ルミフロン」を自社で一貫生産しており、その品質の高さは他の追随を許しません。
他のフッ素塗料が15年程度の耐用年数であるのに対し、ボンフロンは20年以上の実績を持つ物件も多数存在します。
初期費用は高くなりますが、「一生のうちの塗り替え回数を最小限にしたい」という究極のニーズに応えられる逸品です。
本物志向の方や、30年以上住み続ける予定のマイホームであれば、AGCの製品は最有力候補となるでしょう。
まとめ
今回は、外壁のフッ素塗料について、その特徴からメリット・デメリット、福岡での費用相場まで詳しく解説してきました。
外壁のフッ素塗料は、15〜20年という圧倒的な耐用年数と、美しさを保つセルフクリーニング機能が魅力の高級塗料です。
初期費用はシリコン塗料より高くなりますが、塗り替え回数を減らせるため、長期的なコストパフォーマンスは非常に優れています。
ただし、塗膜が硬いといった性質や、高い施工技術が必要な点には注意が必要で、信頼できる業者選びが成功の鍵を握ります。
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