「自宅の駐車場を土からコンクリートにしたいけれど、一体いくらかかるのだろう?」、「福岡で何社か見積もりを取ったけれど、金額にバラつきがあって適正価格がわからない。」、「インターネットで調べた価格よりも高い見積もりが来て、驚いている。」。
福岡市やその近郊で、駐車場のリフォームや外構工事を検討されている方から、このようなご相談を毎日のようにいただきます。
特に2024年から2025年にかけては、建設資材の高騰や物流コストの上昇、職人不足といった社会的な要因により、コンクリート工事の費用相場が大きく変動しています。
数年前のインターネット上の情報を鵜呑みにして予算を組んでいると、実際の見積もりを見たときに計画が大きく狂ってしまうことも少なくありません。
駐車場は、家の外観(ファサード)を決める重要な「顔」であると同時に、毎日車を出し入れし、家族が歩く大切な実用スペースです。
「ただコンクリートを流せばいい」という単純な工事ではなく、地盤の強度、水はけ(勾配)、ひび割れ対策など、専門的な知識と技術が詰まっています。
安さだけで業者を選んでしまい、施工後に「水たまりができる」「すぐにひび割れた」「タイヤの跡がつく」といったトラブルに泣き寝入りするケースも後を絶ちません。
この記事では、「駐車場コンクリート工事のリアルな費用」を包み隠さず解説します。
単なる相場の提示だけでなく、見積書のどこを見るべきか、品質を落とさずにコストダウンする具体的な方法、そして福岡特有の土地事情に合わせた工事のポイントまで、情報をまとめました。
この記事を最後まで読んでいただければ、業者から出てきた見積もりが適正かどうかを瞬時に判断できるようになり、あなたにとって最適な駐車場リフォームを実現するための知識がすべて手に入ります。
失敗しない駐車場づくりのために、ぜひ参考にしてください。
駐車場コンクリートの費用相場【2024-2025年 福岡最新版】

まず皆様が一番知りたいであろう、費用の目安についてズバリ解説します。
コンクリート工事の価格は、「施工する面積(平米数)」と「現場の状況」によって決まります。
福岡エリアでの最新の市場価格を基に、1平米あたりの単価と、車の台数ごとの総額目安を算出しました。
1平米(㎡)あたりの施工単価の目安
現在、福岡において駐車場を土間コンクリートにする場合の単価相場は、おおよそ10,000円から18,000円(税別)/㎡となっています。
この価格差は、施工面積の広さや、重機が入れるかどうかといった条件によって生じます。
一般的に、施工面積が広ければ広いほど、コンクリートミキサー車やポンプ車を効率よく使えるため、平米単価は安くなる傾向にあります。
逆に、狭いスペースや複雑な形状の場合は、手間がかかるため単価は割高になります。
また、この単価には通常、以下の作業が含まれていることが一般的です。
- 床掘り(土を削る作業)
- 砕石敷き(路盤を作る作業)
- 転圧(地盤を固める作業)
- メッシュ筋敷設(強度を出す鉄筋)
- コンクリート打設・仕上げ
ただし、削った土を処分する「残土処分費」は別途計上されることが多いので、見積もりの際は注意が必要です。
【台数別】駐車場コンクリート工事の総額費用一覧
平米単価だけではイメージが湧きにくいと思いますので、車の台数ごとの総額目安を表にまとめました。
ここでは、普通乗用車1台分を約15平米(約4.5坪)として計算しています。
| 駐車台数 | 面積の目安 | 費用相場(税別) |
|---|---|---|
| 1台分 | 約15㎡(約4.5坪) | 18万円 ~ 30万円 |
| 2台分 | 約30㎡(約9坪) | 35万円 ~ 55万円 |
| 3台分 | 約45㎡(約13.5坪) | 50万円 ~ 80万円 |
1台分の場合、重機を運ぶための回送費や人件費などの固定費が面積に対して大きくのしかかるため、割高に感じられるかもしれません。
もし、将来的に車が増える可能性がある場合や、自転車置き場も兼ねて広くしたい場合は、2台分、3台分とまとめて工事をしてしまった方が、トータルのコストパフォーマンスは圧倒的に良くなります。
「今は1台しか持っていないけれど、子供が大きくなったら車を買うかもしれない」という方は、将来を見越した設計をすることをおすすめします。
費用が大きく変動する「現場の条件」とは?
上記の相場は、あくまで「標準的な工事」の場合です。
実際には、現場の状況によって追加費用が発生したり、逆に安く済んだりすることがあります。
見積もりが高くなる要因として、以下のようなケースが挙げられます。
- 重機が入らない狭小地: 道が狭くてショベルカーが入れない場合、すべて手作業で土を掘らなければならず、人件費が跳ね上がります。
- 残土の量が多い: 現在の地面の高さが道路よりも高い場合、コンクリートの厚みを確保するために大量の土を捨てる必要があり、処分費がかさみます。
- 障害物の撤去が必要: 水道メーターの高さ調整、古いブロック塀の解体、植木の撤去や移植などが必要な場合です。
- ポンプ車が必要: 道路から施工場所まで距離があり、ミキサー車から直接生コンを流し込めない場合、圧送車(ポンプ車)の手配費用(約5万〜8万円程度)が追加になります。
- 傾斜がきつい: 急勾配の土地では、コンクリートが流れてしまわないように特別な型枠を組んだり、滑り止め加工を念入りに行う手間が発生します。
正確な費用を知るためには、必ず現地調査が必要です。
はるしお地建では、福岡市内および近郊エリアでの現地調査を無料で行っておりますので、まずはお気軽にお声がけください。
見積書を完全解読!コンクリート工事の内訳とチェックポイント

リフォーム業者から提出された見積書を見て、「一式」という言葉ばかりで内容がよくわからない、と感じたことはありませんか?
信頼できる業者は、工事の工程ごとに細かく内訳を記載しています。
ここでは、見積書によく出てくる専門用語と、それがなぜ必要なのか、手抜き工事を防ぐためにどこを見るべきかを詳しく解説します。
1. 鋤取り(すきとり)・掘削工事
コンクリートは、通常10cm〜12cm程度の厚みで施工します。
さらにその下には、砕石(さいせき)と呼ばれる砂利を10cm程度敷き詰める必要があります。
つまり、合計で20cm以上の厚みになるため、現在の地面の上にそのままコンクリートを塗ると、道路よりもかなり高くなってしまいます。
これを防ぐために、あらかじめ余分な土を削り取る作業を「鋤取り(すきとり)」または「掘削」と言います。
この工程を省いて薄くコンクリートを塗るだけの業者は、すぐに割れる原因を作る悪徳業者の可能性があるため注意してください。
2. 残土処分費(産業廃棄物処理費)
鋤取りで削り取った土は、敷地内の別の場所に撒けるスペースがない限り、トラックで運び出して処分する必要があります。
建設現場から出た土は「産業廃棄物」扱いとなるため、指定の処分場にお金を払って捨てなければなりません。
福岡エリアでも、残土処分の規制は年々厳しくなっており、処分費は上昇傾向にあります。
2台分の駐車場を作るだけで、2トントラック数台分もの大量の土が出ることがあります。
見積もりにおいて、この項目が安すぎる場合は、不法投棄などのリスクがないか、適正な処分ルートを持っている業者かを確認したほうが良いでしょう。
3. 路盤工(砕石敷き・転圧)
土を削った後、砕石(クラッシャーラン)を敷き詰め、専用の機械(プレートやランマー)で振動を与えて締め固めます。
これがコンクリートを支える「基礎」となります。
地味な作業ですが、この転圧が不十分だと、後々地面が沈下し、コンクリートが陥没したり空洞ができたりします。
特に福岡の一部地域では、地盤が粘土質で弱い場所もあるため、はるしお地建ではこの基礎工事に特に時間をかけ、強固な路盤を作ります。
4. メッシュ筋(ワイヤーメッシュ)敷設
コンクリートの中に、網目状の鉄筋(ワイヤーメッシュ)を入れます。
コンクリートという素材は、「圧縮する力(上からの重さ)」には非常に強いのですが、「引っ張られる力(横の動き)」や「曲げ」には弱いという性質を持っています。
鉄筋を入れることでこの弱点を補い、ひび割れを防止します。
見積書に「メッシュ筋」「ワイヤーメッシュ」という項目が入っているか、必ず確認してください。
これを入れない工事は、プロとしてはあり得ません。
5. コンクリート打設・左官仕上げ
いよいよ生コンクリートを流し込み(打設)、表面を仕上げる作業です。
仕上げの方法には主に2種類あります。
- 金鏝(かなごて)仕上げ: 表面をツルツルに磨き上げる仕上げ。見た目は美しいですが、雨の日に滑りやすくなるため、勾配のある駐車場には不向きな場合があります。
- 刷毛引き(はけびき)仕上げ: 表面をあえてザラザラにして、滑り止め効果を持たせる仕上げ。駐車場では最も一般的な仕上げ方法です。
どちらを選んでも費用は大きく変わりませんが、安全性と掃除のしやすさのバランスを考えて提案してくれる業者が安心です。
6. 伸縮目地(エキスパンションジョイント)
コンクリートは、気温の変化によって膨張したり収縮したりします。
広い面積を一枚のコンクリートで覆ってしまうと、この伸縮に耐えられずに不規則なひび割れが発生してしまいます。
これを防ぐために、ある程度の広さごとに「目地(めじ)」を入れて、コンクリートを分割します。
黒やグレーのゴム状の目地材を入れるのが一般的ですが、デザイン性を重視して、目地の部分にレンガや砂利、タマリュウ(植物)を入れることもあります。
コンクリート費用を安く抑える!プロが教えるコストダウン術

「見積もりをとってみたけれど、どうしても予算オーバーしてしまった」、「品質は落としたくないけれど、少しでも安くする方法はないの?」。
そんな方のために、プロが実践するコストダウンのテクニックをご紹介します。
タイヤが乗る部分だけをコンクリートにする(轍舗装)
駐車場全体をコンクリートで覆うのではなく、タイヤが通る部分だけをレール状にコンクリートにする方法です。
これを「轍(わだち)舗装」と呼びます。
コンクリートの面積を減らせるため、材料費や残土処分費をカットできます。
コンクリート以外の部分には、防草シートと砂利を敷いたり、人工芝を張ったりすることで、デザイン的にもメリハリが出ておしゃれに見えます。
ただし、型枠を組む手間は増えるため、単純に「面積半分=価格半分」にはなりませんが、総額を抑えるには非常に有効な手段です。
他の素材(アスファルト・砂利)と組み合わせる
すべての場所をコンクリートにするのではなく、アプローチや人が通る場所はコンクリートや乱形石などの高価な素材を使い、車の後ろで見えなくなる部分や普段使わないスペースは砂利敷きにするという方法です。
「見栄え」と「機能性」が必要な場所にお金をかけ、そうでない場所は節約する「メリハリ」をつけることが重要です。
アスファルト舗装との比較
「アスファルトのほうが安いのでは?」とよく質問されます。
確かに平米単価で見ればアスファルトのほうが安価(5,000円〜8,000円/㎡程度)です。
しかし、アスファルト工事には大型のローラーや専用の機械が必要で、これらを現場に運ぶ回送費が高額になります。
広い店舗の駐車場なら割安になりますが、一般家庭の2〜3台分の広さでは、機械の輸送費がネックとなり、コンクリートと総額があまり変わらないケースが多いのです。
また、アスファルトは耐久性が10年〜15年程度とコンクリート(30年以上)に比べて短く、夏場は高温になりタイヤが沈むこともあるため、長期的なコスパを考えるとコンクリートをおすすめします。
DIYでコンクリート駐車場は作れるのか?
ホームセンターでセメントを買ってきて、自分でDIYすれば安く済むのではないか、と考える方もいらっしゃるでしょう。
結論から申し上げますと、駐車場の土間コンクリートをDIYで行うのは、絶対にやめたほうがいいです。
理由は以下の3点です。
- 強度が確保できない: 1トン以上の車が乗る場所です。素人の配合や厚み不足では、車が乗った瞬間に割れます。
- 水勾配が難しい: 水たまりができないように絶妙な傾斜をつけるのは、熟練の職人でも神経を使う作業です。失敗すると、雨の日に巨大な水たまりができ、家の方へ水が流れてくる恐れもあります。
- やり直しがきかない: 一度固まってしまったコンクリートを撤去するには、ハツリ機という重機で壊さなければならず、プロに依頼する工事費の倍以上の撤去費用がかかります。
「安物買いの銭失い」にならないよう、土間コンクリートだけはプロに任せることを強くおすすめします。
福岡での駐車場リフォームなら「はるしお地建」へご相談ください

ここまで、コンクリート工事の費用や注意点について解説してきました。
最後に、なぜ福岡で「はるしお地建」が選ばれているのか、その理由をお伝えさせてください。
福岡の土地を知り尽くした地域密着企業
私たち「はるしお地建」は、福岡市を拠点に活動する地域密着の会社です。
福岡の土地は場所によって地盤の特性が大きく異なります。
海に近いエリアの砂地、山手の造成地の粘土質など、それぞれの土地に合わせた最適な基礎工事をご提案できるのが強みです。
大手ハウスメーカーのように全国一律のマニュアルではなく、目の前の現場に合わせた施工を行います。
適正価格と透明性のある見積もり
私たちは、お客様に不透明な費用を請求することは一切ありません。
「一式」でまとめるのではなく、何にいくらかかっているのかを明確に提示します。
また、自社で施工管理を行うため、大手のような多重下請け構造による中間マージンをカット。
浮いたコストを、コンクリートの品質や職人の技術に還元し、適正価格で高品質な工事を提供します。
「ただ作る」だけでなく「使いやすさ」を提案
「車が停められればいい」という工事はしません。
「買い物の荷物を運びやすい動線は?」「夜暗くないように照明はどうする?」「隣地への配慮は?」など、実際に生活するお客様の視点に立った提案を大切にしています。
カーポートやフェンス、門扉の設置などもトータルで承りますので、窓口を一本化でき、スムーズな工事が可能です。
まとめ:福岡で安心・適正価格の駐車場作りを
今回の記事の要点をまとめます。
- 福岡の駐車場コンクリート費用相場は、1㎡あたり10,000円〜18,000円(2025年時点)。
- 車1台分なら約18〜30万円、2台分なら約35〜55万円が目安。
- 見積もり時は「残土処分費」や「メッシュ筋」が含まれているか必ずチェックする。
- コストダウンには「轍舗装」や「砂利との併用」が有効だが、DIYはリスクが高すぎるのでNG。
- 長期的な耐久性とメンテナンスフリーを考えるなら、アスファルトよりコンクリートがおすすめ。
駐車場は、一度作れば何十年と使い続けるものです。
だからこそ、最初の業者選びが最も重要です。
はるしお地建では、お客様のご予算とご要望をしっかりとお聞きし、プロとして最適なプランを正直にご提案させていただきます。
福岡市および近郊エリアで、駐車場のリフォーム、新設をご検討中の方は、ぜひ一度「はるしお地建」にご相談ください。
現地調査、お見積りは無料です。
「他社の見積もりが適正か見てほしい」「まずは話だけ聞いてみたい」というお問い合わせも大歓迎です。
皆様からのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。



