福岡でマイホームのリフォームや外構工事をご検討中の皆様、こんにちは。
家の「顔」とも言える門柱。
毎日の外出や帰宅時に必ず目にする場所であり、来客が最初に目にする場所でもあります。
その門柱が古びていたり、デザインが建物の雰囲気と合っていなかったりすると、家全体の印象まで少し残念なものになってしまいかねません。
近年、シンプルモダンな住宅の流行に伴い、既製品の機能門柱ではなく、職人の手仕事による「左官仕上げ」の門柱が非常に人気を集めています。
特に「モルタル仕上げ」の無機質でクールな質感や、「ジョリパット」の温かみのある多彩なデザインは、多くの施主様からお問い合わせをいただく人気の施工です。
しかし、いざリフォームを考えたときに気になるのが、「費用はどれくらいかかるの?」、「モルタルはひび割れやすいと聞くけれど大丈夫?」、「ジョリパットの色選びはどうすればいい?」といった疑問や不安ではないでしょうか。
そこで今回は、福岡の気候や住宅事情を知り尽くした私たち「はるしお地建」が、門柱の左官仕上げについて徹底的に解説します。
費用の相場から、モルタルとジョリパットのメリット・デメリット、そして長持ちさせるためのメンテナンス方法まで、プロの視点で詳しくご紹介します。
この記事を読めば、理想の門柱を実現するための知識がすべて手に入ります。
門柱の左官仕上げにかかる費用相場と内訳

門柱を左官仕上げにする際、最も気になるのが工事費用です。
左官工事は、使用する材料だけでなく、施工面積、下地の状態、そして職人の手間(技術料)によって金額が変動します。
ここでは、一般的な門柱(幅1.2m×高さ1.5m程度)を想定した費用相場を解説します。
ジョリパット仕上げの費用目安
ジョリパットは、アイカ工業が販売している壁面仕上げ用の塗材です。
意匠性が高く、カラーバリエーションも豊富なため、門柱仕上げの定番として長く愛されています。
ジョリパット仕上げの費用相場は、以下の通りです。
| 項目 | 費用相場(目安) | 備考 |
|---|---|---|
| ジョリパット施工費(材工) | 4,000円~8,000円 / ㎡ | 選ぶパターン(模様)により変動 |
| 下地処理・調整費 | 1,500円~3,000円 / ㎡ | 既存門柱の補修が必要な場合など |
| トップコート(保護塗料) | 1,000円~2,000円 / ㎡ | 汚れ防止のために推奨 |
| 門柱一式(ブロック積み含む新設) | 150,000円~300,000円 | ポスト・照明・インターホン配線費込み |
| 門柱塗り替え(既存利用) | 50,000円~120,000円 | 下地補修の度合いによる |
ジョリパットの場合、平滑に塗るだけか、コテを使って複雑な模様(パターン)を描くかによって、職人の作業時間が大きく変わります。
複雑なデザインほど費用は高くなる傾向にありますが、その分、世界に一つだけのオリジナリティあふれる門柱に仕上がります。
モルタル仕上げの費用目安
近年、カフェ風やインダストリアルデザインの流行により、あえてコンクリートの質感を活かした「モルタル仕上げ」の人気が急上昇しています。
シンプルゆえに誤魔化しが効かず、左官職人の腕が試される仕上げでもあります。
| 項目 | 費用相場(目安) | 備考 |
|---|---|---|
| モルタル薄塗り仕上げ | 3,000円~6,000円 / ㎡ | 一般的な左官仕上げ |
| デザインコンクリート(モルタル造形) | 8,000円~15,000円 / ㎡ | 石積み風や枕木風に見せる特殊技術 |
| 撥水材・防汚コーティング | 2,000円~4,000円 / ㎡ | モルタルの劣化を防ぐ必須処理 |
| 門柱一式(ブロック積み含む新設) | 130,000円~250,000円 | シンプル仕上げの場合 |
モルタル仕上げは材料費自体は比較的安価ですが、きれいに仕上げるためには高度な技術が必要です。
また、ひび割れ(クラック)防止のためのメッシュシートの伏せ込みや、吸水防止剤の塗布など、見えない部分での工程を省くと後々トラブルの原因になります。
安さだけで業者を選ばないことが重要です。
費用が変動する要因とは
上記の相場はあくまで目安であり、実際の見積もり額は現場の状況によって変わります。
費用を左右する主な要因は以下の3点です。
- 下地の状態: 既存の門柱をリフォームする場合、タイルが貼ってあるか、古い塗装が剥がれているか、大きなひび割れがあるかによって、下地処理の手間が変わります。
- パターンの複雑さ: ジョリパットの「連波(れんぱ)」や「校倉(あぜくら)」といった櫛引(くしびき)模様や、モルタル造形によるアンティーク加工などは、高い技術と時間を要するため費用が上がります。
- 付帯工事: 門柱のリフォームに合わせて、ポストの交換、表札の付け替え、照明(LEDライト)の設置、インターホンの配線工事などを行う場合、それぞれの機器代と工事費が加算されます。
ジョリパット仕上げの魅力と多彩なデザイン

ジョリパットは、1975年の発売以来、40年以上にわたって建築業界で信頼されている仕上げ材です。
なぜこれほどまでに選ばれ続けているのか、その魅力とデザイン性について深掘りします。
圧倒的なカラーバリエーションと質感
ジョリパットの最大の特徴は、その豊富な色数です。
スタンダードなカラーだけでも100色以上あり、さらに特注色も含めれば無限に近い色表現が可能です。
建物の外壁の色に合わせたり、逆にアクセントカラーとして鮮やかな色を用いたりと、デザインの自由度が極めて高いのがメリットです。
また、質感も「骨材(砂や石)」の大きさによって変えることができます。
細かい砂を混ぜれば上品で繊細な肌触りに、大きめの石を混ぜれば力強く重厚感のある仕上がりになります。
福岡の街並みに調和する、落ち着いたアースカラーや、モダンな住宅に映えるスタイリッシュなグレー系が特に人気です。
世界に一つだけのパターン(模様)仕上げ
ジョリパットは、職人のコテさばきや、ローラー、スプレーなどの道具を使い分けることで、多彩な模様を描くことができます。
代表的なパターンをいくつかご紹介します。
- エンシェントブリック
- 骨材を転がしてランダムな凹凸を作る、温かみのあるデザイン。洋風住宅に非常によく合います。
- 校倉(あぜくら)
- 横方向に規則的なラインを入れる仕上げ。和風モダンやスタイリッシュな住宅におすすめです。
- ワイルドランダム
- コテを大きく動かして荒々しい波模様を作るデザイン。重厚感と高級感を演出できます。
- 水墨(すいぼく)
- 平滑な面に濃淡をつけることで、まるで水墨画のような幻想的な雰囲気を醸し出します。
これらのパターンは、カタログを見るだけでなく、実際に施工されたサンプルや現場を見ることでイメージが湧きやすくなります。
当社では、お客様の好みに合わせたパターン提案も行っています。
色褪せしにくく、汚れに強い機能性
美観だけでなく、耐久性にも優れています。
ジョリパットには「耐候性」があり、紫外線による色褪せが少ないのが特徴です。
さらに、近年では「ジョリパット∞(インフィニティ)」や「ジョリパットクリーン」といった、汚れが付きにくい、または雨で汚れが流れ落ちる機能を持った高機能タイプも登場しています。
福岡は黄砂やPM2.5の影響を受けやすい地域でもありますが、こうした高機能な材料を選ぶことで、美しい門柱を長く維持することが可能です。
また、防藻・防カビ性能も備えているため、日当たりの悪い場所や湿気の多い場所でも安心です。
モルタル仕上げのトレンドと注意点

シンプルで無駄のない美しさが魅力のモルタル仕上げ。
InstagramやPinterestなどのSNSでもよく見かけるおしゃれな門柱ですが、採用する際にはその特性を正しく理解しておく必要があります。
グレーの濃淡が織りなすモダンな美しさ
モルタル仕上げの最大の魅力は、その無機質な質感です。
コンクリートブロックの上に直接塗ることで、継ぎ目のないフラットな壁面を作り出せます。
モルタルのグレーは、木材(ウッドフェンスや植栽)や鉄(アイアン表札や黒のポスト)との相性が抜群に良く、素材同士のコントラストが洗練された印象を与えます。
仕上げの方法も、「金ゴテ押さえ」でツルツルに仕上げる方法や、「刷毛引き(はけびき)」で細かい筋を入れてザラッとした質感にする方法などがあります。
最近では、専用の保護材を使って、コンクリート特有の風合い(色ムラ)をあえて強調するデザインも人気です。
ひび割れ(クラック)のリスクと対策
モルタル仕上げを検討する上で避けて通れないのが、「ひび割れ(クラック)」の問題です。
モルタルは乾燥収縮する性質を持っているため、施工後にどうしても細かなひび割れが発生しやすくなります。これを「ヘアクラック」と呼びます。
ヘアクラック自体は構造上の強度に直ちに影響するものではありませんが、美観を損ねたり、放置すると雨水が侵入して内部の鉄筋を錆びさせる原因になったりします。
これを防ぐために、以下の対策が必須です。
- グラスファイバーメッシュの伏せ込み: モルタルの中に網状の繊維シートを埋め込み、引張強度を高めてひび割れを抑制します。
- 伸縮目地(エキスパンション)の設置: 大きな門柱の場合、一定の間隔で目地を入れ、乾燥収縮や地震の揺れによる力を逃がす工夫をします。
- 弾性のあるモルタルの使用: 近年開発された、樹脂を含んだ弾性モルタルを使用することで、下地の動きに追従し、割れにくくすることが可能です。
撥水コートで雨染みとカビを防ぐ
モルタルは吸水性が高いため、雨に濡れると色が濃くなり、乾くと元に戻ります。
この繰り返し自体は問題ありませんが、常に湿った状態が続くとカビや苔(コケ)が発生しやすくなります。
特に白いモルタルや明るいグレーの場合は、雨だれなどの汚れが目立ちやすい傾向があります。
そのため、施工の最後には必ず「撥水剤」や「クリアコーティング」を塗布することを強くおすすめします。
これにより、水を弾いて汚れの定着を防ぎ、モルタル特有の美しい質感を長期間キープすることができます。
メンテナンスとして、数年に一度の撥水剤の塗り直しを行うとより効果的です。
福岡の気候に適した選び方とメンテナンス

福岡市周辺は、日本海側の気候と太平洋側の気候の中間的な特徴を持ち、夏は蒸し暑く、梅雨時期の雨量も多い地域です。
また、台風の通過経路になることも少なくありません。こうした地域特性を踏まえた門柱選びが重要です。
台風対策と構造の安全性
高さのある門柱を設置する場合、台風の強風に耐えられる構造計算が必要です。
単にブロックを積んで左官仕上げをするだけでなく、基礎工事をしっかりと行い、適切なピッチで鉄筋を入れる必要があります。
古いブロック塀をリフォームして門柱として再利用する場合、中の鉄筋が錆びていたり、基礎が不十分だったりすることがあります。
当社では、事前の現地調査で安全性を確認し、補強が必要な場合や、作り直しが必要な場合は正直にお伝えしています。
安全は何よりも優先されるべきだからです。
湿気と汚れへの対策
福岡の湿度の高い夏は、壁面に藻やカビが生えやすい環境と言えます。
特に北向きの門柱や、植栽に囲まれた風通しの悪い場所にある門柱は注意が必要です。
ジョリパットを選ぶなら「防藻・防カビタイプ」を、モルタルなら強力な「撥水コート」を選ぶのが正解です。
また、門柱の上部(笠木)に、アルミやレンガなどの「笠木(かさぎ)」を取り付けることも有効です。
笠木が雨水の侵入を防ぎ、雨だれが壁面を伝って汚れるのを軽減してくれます。
デザインのアクセントにもなるため、一石二鳥のアイデアです。
DIY vs プロの施工!仕上がりの違い

ホームセンターでモルタルやジョリパットが手に入るため、「門柱くらいならDIYでできるのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、門柱は家の顔であり、最も目立つ場所です。
DIYとプロの施工には決定的な違いがあります。
下地処理の精度が寿命を決める
左官工事で最も重要なのは、仕上げの塗りではなく、実は「下地処理」です。
ブロックの継ぎ目を平らにし、プライマー(接着剤)を均一に塗布し、メッシュシートを適切に埋め込む。
この一連の作業が雑だと、せっかくきれいに塗っても、数ヶ月で剥がれてきたり、大きなひび割れができたりします。
プロの職人は、気温や湿度に合わせてモルタルの配合を微調整し、乾燥時間を厳密に管理します。
この「見えない技術」こそが、10年、20年と長持ちする門柱を作る鍵なのです。
コテ・パターンの美しさ
ジョリパットのパターン付けや、モルタルのフラットな仕上げは、一朝一夕で身につく技術ではありません。
DIYの場合、コテ跡が意図しないムラになったり、表面が波打ってしまったりすることがよくあります。
味として楽しむなら良いですが、洗練されたモダンな仕上がりを目指すなら、やはりプロの左官職人に任せるのが確実です。
はるしお地建が選ばれる理由

福岡で門柱の左官仕上げをご検討なら、ぜひ「はるしお地建」にご相談ください。
当社が多くのお客様に選ばれているのには、明確な理由があります。
熟練の左官職人による丁寧な手仕事
当社には、経験豊富な熟練の左官職人が在籍しています。
カタログ通りの施工はもちろん、お客様の頭の中にある漠然としたイメージを、確かな技術で形にします。
「もう少しラフな感じで」、「エッジを効かせて」といった細かなニュアンスのご要望にも、現場でサンプルを作りながら柔軟に対応いたします。
トータルコーディネートの提案力
門柱単体だけでなく、玄関アプローチ、駐車場、植栽、照明まで含めたトータルコーディネートが得意です。
門柱のデザインを考える際、建物とのバランスや、動線、夜間のライトアップ効果まで計算に入れたプランをご提案します。
機能性とデザイン性を両立させた、帰るのが楽しみになるような外構を実現します。
地域密着のアフターフォロー
工事が終わってからが、本当のお付き合いの始まりだと考えています。
福岡市近郊にエリアを限定しているため、万が一の不具合やメンテナンスのご相談にも迅速に駆けつけます。
「モルタルに少し汚れがついた」、「ポストの調子が悪い」など、小さなお困りごとでもお気軽にご連絡ください。
まとめ
今回の記事では、門柱の左官仕上げについて、モルタルとジョリパットの違い、費用相場、そしてデザインのポイントを解説しました。
要点をまとめます。
- 費用の目安: ジョリパットは多彩なデザインが可能で、モルタルはクールな質感が魅力。費用は下地やパターンにより異なるが、専門的な施工が必要。
- ジョリパットの強み: 色褪せにくく、ひび割れに追従する柔軟性があり、デザインの自由度が圧倒的に高い。
- モルタルの強み: シンプルでモダンな外観。ただし、ひび割れ対策と撥水コーティングなどのメンテナンスが重要。
- プロに依頼する価値: 下地処理の精度が耐久性を左右するため、DIYよりもプロの施工が安心で長持ちする。
- 福岡の気候への対応: 雨や湿気に強い材料選びと、台風に耐える構造安全性が不可欠。
門柱は、家の印象を決定づける大切なパーツです。
だからこそ、妥協せずにこだわり抜いたデザインと、確かな技術による施工を選んでいただきたいと願っています。
福岡市およびその近郊(春日市、大野城市、太宰府市、糸島市、糟屋郡など)で、おしゃれで高品質な門柱リフォームをお考えの方は、ぜひ一度「はるしお地建」にお問い合わせください。
現地調査と詳細なお見積もりは無料で行っております。
あなたの理想の住まいづくりを、私たちが全力でサポートいたします。
まずはお気軽にご相談ください。



