【福岡版】お風呂リフォームが一番安い時期はいつ?費用を抑える狙い目の月と裏ワザを公開

【福岡版】お風呂リフォームが一番安い時期はいつ?費用を抑える狙い目の月と裏ワザを公開 お風呂(浴室・浴槽)のリフォーム

福岡にお住まいで、「お風呂をリフォームしたいけれど、少しでも安く抑えたい」とお考えではありませんか?

お風呂のリフォームは、決して安い買い物ではありません。ユニットバスの交換だけでも数十万円から100万円以上かかる大きな出費です。

しかし、実は依頼する「時期」や「タイミング」を少しずらすだけで、見積もり金額に数万円から十数万円もの差が出ることがあるのをご存知でしょうか。

家電製品に安い時期があるように、リフォーム業界にも「閑散期(かんさんき)」や「決算期」といった、値引きを引き出しやすいタイミングが存在します。

特に福岡のような都市部では、職人の確保状況やメーカーの物流事情も価格に大きく影響します。

この記事では、福岡のリフォーム事情に精通した視点から、お風呂リフォームが最も安くなる「狙い目の時期」、メーカーのモデルチェンジを狙った「裏ワザ」、そして福岡県民だからこそ知っておきたい「お得な補助金情報(2025年最新版)」までを網羅的に解説します。

「知らずに高い時期に契約して損をした…」と後悔しないために、ぜひこの情報を活用して、賢くお得に理想のバスタイムを手に入れてください。

お風呂リフォームが「最も安くなる」狙い目の時期はいつ?

お風呂リフォームが「最も安くなる」狙い目の時期はいつ?

リフォーム費用を抑えるために最も重要なのは、業界の「需要と供給」のバランスを知ることです。

みんなが工事をしたくない時期こそが、実は一番の狙い目なのです。

結論から言うと、お風呂リフォームが安くなりやすい時期は、以下の3つのタイミングです。

1. 真夏の閑散期(6月~8月)

1年の中で最もリフォーム需要が落ち込み、価格交渉がしやすいのが「梅雨から夏(6月・7月・8月)」にかけての時期です。

理由は単純で、「工事中の数日間、お風呂に入れないと汗を流せなくて困るから」という心理が働くためです。多くの人がこの時期の工事を避ける傾向にあります。

リフォーム会社や職人にとっては、仕事が薄くなる苦しい時期です。

そのため、「多少利益を削ってでも契約を取りたい」「職人を遊ばせておくよりは稼働させたい」という事情から、値引き交渉に応じてもらえる可能性がグンと高まります。

福岡の夏は蒸し暑いですが、近隣の銭湯や温泉を活用するなどの対策ができれば、費用面でのメリットは最大級です。

2. 年末年始明けの落ち着いた時期(1月~2月)

次におすすめなのが、お正月明けの「1月から2月」です。

年末(10月~12月)は、「新年を新しいお風呂で迎えたい」という駆け込み需要や、「寒くなってきたのでヒートショックが心配」という急ぎの依頼が殺到し、工事費が高騰しがちです。

職人も取り合いになり、値引きどころではありません。

しかし、年が明けると一転してその需要がパタッと止まります。

リフォーム会社の営業マンも、3月の決算に向けてラストスパートをかけたい心理があるため、1月~2月に商談を行うと、決算値引きを含めた好条件が出やすくなります。

3. メーカーの決算月(3月・9月)の「直前」

TOTOやLIXILなどの住宅設備メーカーや、多くのリフォーム会社は「3月」が決算、「9月」が中間決算です。

この時期は売上目標を達成するために、会社全体でキャンペーンを行ったり、特別な割引率を適用したりすることがあります。

ただし、注意点があります。「3月に工事をする」のではなく、「1月~2月に交渉して、3月中の完工を目指す」のが正解です。

3月に入ってから駆け込んでも、職人のスケジュールが埋まっていて工事ができない(売上に計上できない)ため、相手にされないことがあるからです。

「モデルチェンジ」の時期を狙って型落ち品を安く買う裏ワザ

「モデルチェンジ」の時期を狙って型落ち品を安く買う裏ワザ

「時期」だけでなく「商品」の切り替わりを狙うのも、福岡で賢くリフォームする有効な手段です。

ユニットバスなどの住宅設備は、数年に一度「モデルチェンジ」が行われます。

このタイミングを把握しておくと、驚くような価格で高性能なお風呂が手に入ることがあります。

モデルチェンジが行われやすいのは「春」と「秋」

多くのメーカーは、4月(新年度)や9月・10月(秋のリフォームシーズン)に合わせて新商品を投入します。

新モデルが発売されると、それまでの現行モデルは「型落ち品(旧モデル)」となります。リフォーム会社の倉庫に残っている在庫や、メーカーの流通在庫を処分するために、大幅な割引価格で放出されることがあります。

機能的に大きな差がない場合も多いため、「最新モデルにこだわらない」という方にとっては絶好のチャンスです。

ショールームの「展示品処分」を狙う

福岡市内には、TOTO(キャナルシティ・筑紫野)、LIXIL(博多)、パナソニック(薬院)、タカラスタンダード(博多・福岡西)など、多くのメーカーショールームがあります。

モデルチェンジの時期になると、これらのショールームでは展示現品を入れ替えるために「展示品処分セール」が行われることがあります。

これは、実際に展示されていたセットをそのまま販売するもので、定価の50%~80%OFFといった破格の値段が付くことも珍しくありません。

ただし、サイズや仕様(ドアの位置など)が自宅に合うかどうかがカギとなるため、こまめにショールームの情報をチェックしたり、リフォーム会社の担当者に「展示品が出たら教えてほしい」と伝えておくのがコツです。

福岡県民だからこそ知っておくべき「リフォーム時期」の注意点

福岡県民だからこそ知っておくべき「リフォーム時期」の注意点

「安い時期」にはそれなりの理由やデメリットも存在します。特に福岡の気候や地域性を考慮した上で、スケジュールを組むことが失敗を防ぐポイントです。

福岡の「9月」は台風リスクが高い

一般的に秋はリフォームの人気シーズンですが、福岡においては「9月の台風シーズン」に注意が必要です。

お風呂のリフォーム中は、資材の搬入や廃材の搬出で屋外と屋内を頻繁に行き来します。

もし工事期間に大型の台風が直撃すると、資材が濡れてしまったり、職人が現場に来られず工期が延びたりするリスクがあります。

工期が延びれば、それだけお風呂に入れない期間も長引きます。9月に工事を予定する場合は、予備日を多めに取っておくなどの対策が必要です。

夏の工事中は「銭湯・温泉」の確保が必須

6月~8月の閑散期を狙う場合、最大の問題は「暑いのにお風呂に入れない」ことです。

工事は通常3日~5日程度かかります。その間、福岡の蒸し暑い夜をシャワーなしで過ごすのは過酷です。事前に自宅近くの入浴施設を調べておきましょう。

福岡市近郊には「ふくの湯」や「天神ゆの華」、「博多の森湯処 月の湯」など、深夜まで営業しているスーパー銭湯が充実しています。

工事期間中は「家族で温泉巡りを楽しむイベント」と割り切って楽しむのも一つの手です。

2025年も継続!補助金を使って実質的な費用を下げる

2025年も継続!補助金を使って実質的な費用を下げる

リフォーム費用を安くするためには、値引き交渉だけでなく「国や自治体の補助金」をフル活用するのが現代の常識です。

特に2024年から2025年にかけては、過去最大級の補助金制度が用意されています。

「子育てエコホーム支援事業」等の住宅省エネキャンペーン

国の大型補助金制度「住宅省エネ2025キャンペーン(予定含む)」を活用することで、お風呂リフォームでも数万円から十数万円の補助金が受け取れる可能性があります。

具体的には、以下のような工事が対象となります。

  • 高断熱浴槽の設置:お湯が冷めにくい浴槽への交換(約3万円の補助)
  • 節湯水栓への交換:節水効果のあるシャワー水栓など(約5,000円の補助)
  • 浴室乾燥機の設置:(約2万円〜の補助)
  • 手すりの設置・段差解消:バリアフリー工事(数千円〜)
  • 内窓(二重窓)の設置:浴室の窓に内窓をつける(数万円の補助/先進的窓リノベ事業)
  • 高効率給湯器(エコキュート等)の導入:(給湯省エネ事業/8万円〜10万円以上の補助)

これらは「子育て世帯」だけでなく、全世帯が対象となるメニューも多くあります。

ただし、予算上限に達し次第終了となるため、早めの申請が重要です。

福岡市独自の補助金もチェック

福岡市では、年度によって独自の「住宅改修補助金」や「省エネ改修補助金」を公募することがあります。

例えば「福岡市住宅用エネルギーシステム導入支援事業」など、国の補助金と併用できるものがあれば、さらに費用を抑えることが可能です。

リフォーム会社に見積もりを依頼する際に、「今、福岡市で使える補助金はありますか?」と必ず確認するようにしましょう。

お風呂リフォーム費用を安くするための「時期以外」のポイント

お風呂リフォーム費用を安くするための「時期以外」のポイント

最後に、時期選びと合わせて実践したい、コストダウンのためのテクニックをいくつかご紹介します。

複数の水回りを「セット」で工事する

お風呂のリフォームをするなら、洗面所(脱衣所)のリフォームも同時に行うのが鉄則です。

お風呂のドア枠を交換する際に、どうしても洗面所側の壁紙(クロス)や床(クッションフロア)を補修する必要が出てきます。

別々に工事をすると、その都度「職人の出張費」や「養生費」がかかりますが、まとめて工事をすればそれらを一回分に圧縮できます。

さらに、「お風呂とキッチン」「お風呂とトイレ」など、水回りをセットで契約することで、リフォーム会社も値引き幅を大きく提示しやすくなります。

リフォーム紹介サイトや相見積もりを活用する

1社だけの見積もりで契約するのは避けましょう。必ず福岡エリアに対応した3社程度から見積もりを取り、比較検討することが大切です。

ただし、安さだけで選ぶのは危険です。

お風呂は水漏れなどのリスクがある場所なので、「安かろう悪かろう」な工事をされると後で高くつきます。「施工実績が豊富か」「アフターフォローはあるか」をしっかりと見極めましょう。

まとめ

福岡でお風呂リフォームを安く行うための時期とポイントについて解説しました。

要点をまとめます。

  • 一番安い狙い目の時期:需要が落ち込む「6月~8月(夏)」と、決算前の「1月~2月」。
  • 避けるべき時期:駆け込み需要が多い「10月~12月」と、年度末ギリギリの「3月」。
  • お得な買い方:春と秋の「モデルチェンジ」前後の型落ち品や、ショールームの展示品処分を狙う。
  • 福岡特有の注意点:9月の台風リスクと、夏の工事中の入浴場所(スーパー銭湯など)の確保。
  • 最強のコストダウン:「住宅省エネキャンペーン」などの補助金制度を必ず利用する。

お風呂のリフォームは、タイミング一つで満足度も費用対効果も大きく変わります。

「壊れてから慌てて直す」のではなく、余裕を持って安い時期を狙って計画を立てることが、賢いリフォームの第一歩です。

まずは、比較的予約が取りやすい今の時期に、福岡のリフォーム会社に相談や見積もり依頼をしてみてはいかがでしょうか。

プロのアドバイスを受けることで、あなたのお宅に最適なプランと時期が見えてくるはずです。